『あいのり』随一の“炎上娘”でっぱりん「ネチネチしてるやつに私の何がわかんねん」
《ふざけんな》《首短いよね!!》《売名野郎》《どうしてそう自分のことしか考えられないのですか?》
これらはインスタグラムに自分の誕生日の投稿をした女性へあてられたもの。誕生日にまでこんなコメントが相次ぐこの女性、いったい何をしたっていうの!?
顔も見せんくせに言いたいこと言いやがって
彼女は恋愛バラエティー番組『あいのり』(フジテレビ系)の元出演者のでっぱりん(24)。博多弁の元気娘としてシーズン1(地上波'18年1月〜6月)で初登場。メンバーあきらに告白するもフラレて帰国。番外編としてあきらに告白され、付き合うがすぐに破局。シーズン2('19年1月〜7月)に再び登場する。3月配信分でイケメンメンバーのじゅんきとカップルになり帰国するが先月破局を発表した。
現在は故郷の熊本でタピオカ店を期間限定でオープンしたりと、平穏な日々かと思いきや、
「必ず批判コメントが来ますね。何をしても来る。あいのりと関係のない投稿をしてもくる。顔も見せんくせに言いたいこと言いやがってイライラする」
と、でっぱりん。炎上をものともしない彼女に話を聞いた。
「2000件を超える批判コメントが来て驚きましたね。私のことがネットニュースにも出とるし」
でっぱりんは叩かれた当時をそう振り返る。
「最初の炎上はシーズン1の“ハト胸”とのケンカのとき。最も炎上したのがシーズン2のでしたね。でも誤解されとるし、私の中では間違ったことをしたつもりはないし、でも放送されたら批判されるんやろうな、と少し覚悟はしていました。暴れたなー、って自覚もあったから放送を見られたくなかった。ママからも“女として(あんなに暴れちゃ)ダメでしょ”と言われました」
そもそも『あいのり』では多くのメンバーがSNSで炎上してきた。先人たちを見て振る舞いを考えなかったのだろうか。
「あいのりを見たことなかったんですよ。恋したいなーと思って応募して。それでシーズン1で仲よくなったアスカとゆうちゃん、シャイとかすが(いずれもカップル帰国したあいのりメンバー)が帰国後、仲よさそうにしているのを見て“あぁ、私も恋したいなぁ、うらやましいなぁ”と思って2にも応募したんです。
それでも(シーズン1、2ともに)ケンカしたときは放送しないでほしいと思いましたね。でも、放送されるだろうから“私の人生終わった”とか思いましたけど(笑)」
へこむというよりむかつく
批判のコメントには基本的に全部、目を通しているというでっぱりん。
「中には的を射たコメントもありますが、ほとんどはアンチ。文句を言いたくてコメントしているんやと思う。アンチのコメントのほとんどは捨てアカ(捨てアカウントといって本人が特定されないもの)から送ってきよる。卑怯だとしか思わんし」
と強気。それでも弱っているときには見たくないという気持ちも。
「やっぱり病むし、じゅんきとの破局を報告した日は風邪ひいてたこともあってケータイを放置しました。どんだけ弱っているときもアンチコメントはやまない。全部読んでいると、病むし、イライラする。ネチネチしているやつに私の何がわかんねん、って。へこむというよりむかつく」
SNSでは批判の嵐だが、実生活で危険な目にはあっていないという。
「直接は来ないです」
気の強いでっぱりんのこと、番組スタッフの編集について文句があるのかと思いきや、
「あいのりに出ていなかったら今の私はないし、ファンの方ができるなんてことはなかった。感謝しています」としおらしい。最後にひと言。
「私はメンバーのことイジメていない! 言いたいことがあるなら顔出して言ってこい!」
《PROFILE》
でっぱりん:'95年、福岡県生まれ。あいのりAsian Journey season1、2に出て話題に。
《2大炎上シーンの概要》
『VS ハト胸事件』(シーズン15話) ◎ミャンマー旅中に、お酒を飲みハイテンションになったメンバーはスタッフとの約束の集合時間に40分遅れ、ドライバーを待たせてしまう。その際スタッフはメンバーたちに「やる気あるの?」などと説教。これに憤慨したでっぱりん(当時21)は号泣しながら異論を唱える。これをなだめようとした男性メンバー・ハト胸(27)とも言い争いに発展。ハト胸から「帰ったほうがいい」と言われ、でっぱりんは「貴様ふざけんなよっ」とつかみかかり、大荒れの展開を起こした。
『VS ゆうちゃん事件』(シーズン26話) ◎またもや酒に酔ったでっぱりんが“自主性がない”と内気な女性メンバー“ゆうちゃん”を攻撃。でっぱりんに何かと頼ってくるゆうちゃんにストレスをためていたというでっぱりんの怒りはエスカレート。ゆうちゃんにつかみかかった後は男子メンバーに飛び火する。でっぱりんは泣きながら暴力と暴言を繰り返した。
番組内でも“これからの映像は精神的なストレスを感じられる方もいらっしゃる可能性があります。ご自身の判断にてご覧いただきますようお願いいたします”とテロップを出した(本気で思っているなら放送しなければいいだけのこと。番組スタッフの悪乗りともとれる編集にも批判が飛んだ)。