松元克央【写真:Getty Images】

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愛称「カツオ」が日本新で銀メダル「言うことない。完璧」

 五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳が21日に開幕した。個人種目で金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。第3日(23日)の男子200メートル自由形決勝で松元克央(セントラルスポーツ)が、1分45秒22の日本新記録で銀メダルに輝いた。この種目でメダルを獲得するのは日本人初の快挙で、メダリストは今大会のトビウオジャパン第1号となった。

 歴史に名を刻んだ松元はレース後、「すごい、信じられない。びっくりしてます。言うことないです。完璧なのかなと思います」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 最後の50メートルで一気に追い上げ3位で入線。1位入線の選手が失格となり、銀メダルを獲得した。

「僕の持ち味のラスト50メートル。先生のきつい練習生かして、まくること作戦にしていた。その通りできてすごくうれしい。銀メダルまで行くことできたので、あとはトップ目指して、頂点カツオになりたい」

 歴史を打ち立て、最後まで信じられないような表情だった。(THE ANSWER編集部)