[Jステーション-広島ホームテレビ]2017年11月22日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、広島東洋カープの経済効果が紹介されました。

広島東洋カープ、画像はイメージ(Tomoさん撮影、Flickerより)

観客増加やグッズ販売が好調で経済効果後押し

今シーズン、惜しくも日本シリーズ進出は果たせなかったカープですが、県内の経済効果は、前年比約3億円減の350億円だったことが分かりました。

これは中国電力が試算し発表したもので、プラス要因としては、リーグ二連覇の期待が高まるなか、好成績を維持して、観客動員が増えたことや、グッズ販売が好調だったことが挙げられています。

一方、前年を3億円下回った要因として、クライマックスシリーズ敗退により、ポストシーズンの試合数が少なかったことや、関連セールの減少などが挙げられました。

カープの試合に伴う交通費や飲食代といった想定内の経済効果のほかに、ライブビューイングなどが各地でおこなわれたことも経済効果の後押しとなったとのこと。

会見をした中国電力地域共創本部の森岡隆司担当課長は、「来年もこのような形で、もっといい数字をお知らせできる可能性もあると期待しています」といわれていました。

リーグ三連覇に向け、すでにスタートを切っているカープ。ファンもさらにその勢いを後押ししてくれるはず。観光客などの相乗効果も期待できるだけに、カープには頑張ってもらいたいですね。(ライター・石田こよみ)