画像提供:マイナビニュース

写真拡大

ロックバンド・氣志團綾小路翔が、4日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜21:55〜)に出演。2006年の『NHK紅白歌合戦』にDJ OZMAとして出演した際にバックダンサーが裸に見える衣装でパフォーマンスし、NHKに苦情が殺到した騒動の裏側を明かした。

綾小路は、この騒動について「ライブで一瞬びっくりして次の瞬間笑いが起きるものだったのでおもしろいかなと当時思ってたんですけど、紅白歌合戦という老若男女観る国民的な場所でやるのは違ったのかなと、あれから10年経ってようやく…」と振り返った。

そのステージに参加した北島三郎には、衣装について事前に伝えていなかったそうで、出演後に走って楽屋を訪れ、「ありがとうございました!」「成功したか?」「成功です!」とやりとり。その際に、三宅民夫アナウンサーが「今起きたことはボディースーツです」と謝罪しているのを観て、「あれっ、もしかして問題になってる?」と気付いたという。

そして、「おもしろいことをしただけだと思っていて、そのときまで誰も怒っているなんて思ってなかった」と続け、「これはヤバいと察知し、『男にしていただきありがとうございました!』と(北島に)言って、『よかったな』と言われて、そのまま私は帰ってしまった」と説明した。

その後、1月に北島から「ちょっと来ないか?」と連絡があり、事務所から「大問題になっているからお前が行ったら大変なことになるかもしれないから、一度我々だけで先に行かせてほしい」と言われ、事務所の人だけで北島の自宅へ。北島からは騒動についての話はなく、「コマ劇場で2月から公演やるから来いよ」というお誘いだったという。

綾小路は「北島先生の器ってすごいなと。あんなに報道されて絶対知っているのに何も言わず、コマに来いとおっしゃってると聞いて、すごすぎると思った」としみじみ。ところが、この『ダウンタウンなう』に北島が出演したのを観て「まあまあ怒っている」と知ったと打ち明け、ダウンタウンらから笑いが起こった。