■8位(21ポイント)
チアゴ・シウバ
(パリSG/ブラジル代表/32歳)
 数年前には多くの識者が「世界ナンバー1のCB」と太鼓判を押した実力者。攻守でエレガントなうえ、能力的には穴らしい穴が見当たらない。4大リーグより格が落ち、CLでもベスト8の壁を破れないパリSGに渡っていなければ、そして故障癖がなければ、いまもS・ラモスと並び評されていても不思議はない。
 
 
■9位(21ポイント)  
サミュエル・ウンティティ
(バルセロナ/フランス代表/23歳)
 一気に名を揚げたEURO2016に続き、入団1年目のバルサでもグッドサプライズを提供。多くの選手が適応に苦しむチームに即座に馴染んだ戦術理解力の高さは脱帽で、パス成功率はリーガ最高の92.9%と言うことなしだった。フィジカルとテクニックを兼備するだけに、このまま順調に成長すれば、数年後には世界の頂点に君臨しているかもしれない。
■10位(20ポイント) 
ダビド・ルイス
(チェルシー/ブラジル代表/30歳)
 フィジカルが一級品なうえにMF並みのテクニックを誇り、鋭いパスや豪快な攻め上がりで違いになる「魅せるCB」。そのリスキーすぎるスタイルや集中力の低さが弱点だったが、昨夏に復帰したチェルシーでアントニオ・コンテ監督の緻密な指導を受けて戦術的に一皮むけた。“軽さ”が消え、3バックを見事に統率する。
 
 
■11位以下の選手
11位(19ポイント):ハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ/アルゼンチン代表)
12位(17ポイント):トビー・アルデルワイレルド(トッテナム/ベルギー代表)
13位(13ポイント):マルキーニョス(パリSG/ブラジル代表)
14位(8ポイント):ロラン・コシエルニー(アーセナル/フランス代表)
15位(7ポイント):ヤン・ヴェルトンゲン(トッテナム/ベルギー代表)
16位(6ポイント):ジェライ・アルバレス(アスレティック・ビルバオ/スペインU-21代表)
17位(5ポイント):ラファエル・ヴァランヌ(レアル・マドリー/フランス代表)、
          フィルジル・ファン・ダイク(サウサンプトン/オランダ代表)
          ニクラス・ジューレ(ホッフェンハイム→バイエルン/ドイツ代表)
          スコドラン・ムスタフィ(アーセナル/ドイツ代表)
21位(4ポイント):ペペ(レアル・マドリー/ポルトガル代表)
          カリドゥ・クリバリ(ナポリ/セネガル代表)
          カミル・グリク(モナコ/ポーランド代表)
24位(3ポイント):イニゴ・マルティネス(レアル・ソシエダ/スペイン代表)
           ジョエル・マティプ(リバプール/カメルーン代表)