2017年2月27日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

写真の貼り紙の片方には「告示書」、もう一方には「閉店のお知らせ」と書かれている。「さくら野百貨店がなにやら大変なことに...」というコメントも添えられている。

さくら野百貨店といえば、仙台をはじめ東北地方に店舗がある百貨店だ。いったいどうしたのだろう？

「さくら野百貨店閉館ってマジかよ！！」


仙台市青葉区にある「さくら野百貨店」仙台店（Kuha455405さん撮影、Wikimedia Commonsより）

冒頭のさくら野百貨店仙台店に関しては、東北地方のブロック紙である河北新報のオンライン版からも報じられた。

それによると、同店を経営する株式会社エマルシェは2月27日、仙台地裁に自己破産を申請し、破産手続き開始の決定を受けたとのこと。

ツイッターには、こんな報告も......。

またこのニュースを知った市民からは、こんな声も寄せられている。

「さくら野百貨店閉館ってマジかよ！！」「え、いきなりだな、昨日までやってたぞ」「みんな掲示物を見ている」」などといった感想だ。突然の事態に衝撃を受けている様子である。

「なんか求めている（ターゲットにしている）客層がよく判らない感じもしたねえ。そこが駄目だった感は拭えない」「昨年末ごろから徐々にテナントが減っていって、そろそろかなとは思っていた」「仙台の老舗デパートがまた中央資本に食い潰される...」「駅前一等地だけど、やっぱりパルコとか出来てから厳しくなったんだろうな」などといった感想も寄せられている。

またこんなコメントもあった。

青森県、岩手県にあるさくら野百貨店は、青森市に本社を置く別会社が経営している。今回閉店するのは、仙台の店舗のみ。皆さま、お間違えなきよう。