写真は「君と100回目の恋」より

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 2010年のメジャーデビューから、小柄ながらギター一本で元気に歌う姿で、老若男女問わず幅広いファン層を獲得。2013年には『NHK紅白歌合戦』初出場も果たした人気歌手miwa(26)。そんな彼女が、「女性に嫌われる女」の筆頭になりつつあるようだ。

「順風万端な歌手活動だった彼女にアンチがついた発端は、2015年のこと。彼女は仕事の幅を広げて映画『マエストロ』でヒロインを演じ、女優デビューしたのですが、歌手一本で行くと思っていたファンからは『喜んでいいのか分からない』『miwa好きだけどこれは違う』との声が上がったのです。ここが転換期でした」(芸能記者)

 その後も、2016年の森永製菓の「ベイク」のCMでも株を下げた。他の男子と仲良くして笑顔を振りまき、彼に「妬いちゃってんじゃないの?」という、小悪魔のような演技を披露。「あざとい」「可愛さアピール」「男ウケ狙い過ぎ」と、特に女性からのアンチが増加したのだ。

 さらにダメ押しとなったのが、先日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)出演だった。致命的な彼女の素が垣間見えてしまったという。

■物議を醸し出した坂口健太郎とのシーン

 1月27日、映画『君と100回目の恋』の劇中バンドとして、若手人気俳優・坂口健太郎(25)とともにmiwaは出演したのだが、そのときの行動が炎上している。

「ステージ前のトークで、坂口健太郎miwaがお互いの手のひらを合わせたのですが、坂口ファンはこの行動に激怒。その後の歌演奏でも、miwaが彼を見る視線や仕草に対して、『ぶりっこぶってる』『共演者を落としたいの?』『男に媚びている』など、ファン以外からも批判が噴出。素の彼女に“男ウケ狙い”のレッテルが張られてしまったのです。今までは“天然”で片付けることができましたが、これからはそうもいかなくなる」(前出・芸能記者)

 歌手から女優と、順調に仕事の幅を広げてきたmiwaだったが、二足のわらじの活動は、そううまくはいかないようだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。