「テラスハウス」アロハステート11話。山里唖然、ハリウッドからのイケメンが女子全員をデートに誘った

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『テラスハウス アロハステート』ハワイ編のエピソードシーズン2の3、11話。

ポップアップストア完成したら卒業のエリック。
ラブラブの侑哉とエビアン。「一緒に運動できる子が好きだから俺。It's You」
といった状況のなかに、新メンバー羽石杏奈(22歳)が登場。
ちょっと侑哉の目が「おっとこの子、俺のストライクゾーンどまんなか」だとスタジオのみんなが推測。


新メンバー男子


新メンバー男子、登場。
玉木大志、29歳。
ハリウッドで役者の活動をしていた男子。
「あー」
「昔の男前の感じ。銀幕の男前」
最初、スタジオの反応は微妙。
「死ぬほどの恋をするためにハワイに着ました」
宣言する大志。
「タイプは、かわいらしい子。でも、わかんないです。当たって砕けようかな。砕けちゃいけないですけど」
会話が進むと、どんどん「あれ、なんか、かっこいいな」「かっこいいですよ、喋り方がかっこいい」とスタジオの評価がガンガンあがっていく。
率直に、クリアに語る。人懐っこい。

しかも、この後、3人の女子を次々と食事に誘うのだが、それがスマート。
「いいな、この人、男ってこういうふうにすべきなんだな、勉強になるな」と山ちゃんまでもが言い出しちゃうスマートさをちょっと検証してみよう。

スマートなデートの誘い方


大志のスマートなデートの誘い方。
といっても、デートって感じの重さにもっていかないのが、上手い。
ちょっとごはん食べにいくって感じなのだ。

杏奈編
5時まで時間が空いてるという会話を交わした後に。
「ちょっっといろいろ付き合ってもらっていいですか、僕の初心者ハワイ」
「いいよいいよ全然」
「ベタなんだけど、ワイキキとか。ワイキキ行ってちょっとご飯いかない?」
スムーズな流れ。
デートではないって感じだけど、ビーチでツーショット撮って楽しそう。

ローレン編
大志「今日は何すんの?」
ローレン「6時半、エビアンとコストコ」
大志「それまではノープランみたいなかんじ?」
ローレン「ノープランです」
大志「じゃあランチとか特に考えてない?」
ローレン「考えてない」
大志「じゃあ、行こう」
しかも、ちゃんと「ベジタリアンだよね、そういう店行こうよ、せっかく」って流れ。
やー、自然である。
ランチってのもいいんだろうね。
これなら「デートじゃない」と言っても怒られない。
悠介のときは、「デートじゃない」ターンなのに、デートの重さで誘ってたチグハグさだったんだろうな。

ランチ。
大志「どういう映画が好き?」
ローレン「日本の悲しい映画すごい好き」
大志「俺も好き、邦画。いいね、ちょっと映画観ようよ」
スタジオのYOUさんも「こんなスピードで、行くんだね」と驚愕。
悠介がパンクした自転車のスピードなら、大志はオープンカーでブーンだ。

食べているローレンをじっと見つめる。
ローレン「ごめんね(食べるの遅くて)」
大志「何が?」
一瞬考える間があって。
大志「ああ、違う違う。ゆっくり食べて、ゆっくり食べてね」
また、一瞬考える間があって。
大志「いや きれいな顔してるよね」
って、すごいな、きれいな会話の流れ。
これ、いきなりの「きれいな顔だね」だと、「おいおい口説いてるのかよ」ってハードルがあがる。
でも、この流れなら自然だ。
顔をじっとみてる→食べるの待ってくれてて悪いなってんで「ごめんね」→「いや、違うんだよ、ゆっくり食べていいよ」→じっと見てたのは「きれいな顔」だから、だよ。
必要な説明として言ったっているからだろう。

すごいなー。
小手先のテクニックじゃなくて、基本、相手を好意的に見る視線があって、すっと相手に合わせる。
映像に出てきた部分だけでもはっきりと分かるが、大志は、一貫して、相手の言うことを肯定する。
「そうだね」「ぼくも」「同じだ」という言葉が何度も出てくる。
共通点を見つけ出して、会話をそこから広げていく。

エビアン編。
大志「ありがとうね、ビールと料理」と感謝。
その後で、
大志「明日も働いてるんだっけ」
エビアン「そう。明日も」
大志「遊びに行っていい?」
エビアン「何時ぐらいがいいとかある」
大志「12時」
エビアン「12時ね」
大志「いい?」
エビアン「いいよ」
大志「じゃあ飯でも、ちょっと案内してよ」

追わせて始まった恋は……


さて、一方、侑哉とエビアンには、ゆっくりと危機が訪れていた。
バスケをして、ストレッチするふたり。
「これ、徳井さん、前戯ですよね」
「ストレッチはハワイの前戯です」
ってシモネタで盛り上がる徳井とYOU。
だが、その盛り上がってるなか、エビアンが重大なセリフを吐くのだ。

ストレッチで、靴をつかまれて足をあげている最中に、「シンデレラになった気分」。
そして英語で「「私は侑哉のシンデレラ姫よ」「と笑う。
が、侑哉はノーリアクション。
それどころか、持っていた足を離して「「まだ痛い?」。
魔法からさめた表情。
しかも、クリスマスデートしようというエビアンの提案に、「何しよう、全然おもいつかない」ってリアクション。
「これ、エビアンの好きが勝ってきちゃってるんじゃあ……これ、ヤバイな」と徳井さん。
そして徳井さんの恋愛名言。
「追わせて始まった恋は、ずっと追わせ続けないといけないんですよ」

この後のシーンで、エビアンは機嫌が悪い。
そのときつぶやくように言った言葉が「サーフィン行ったのかなあ」である。
これ、おそらくというか、ほぼ確実に、侑哉だ。
いつもは誘ってくれる侑哉が、今日はひとりでサーフィンに行ってるのではないか。

次回、侑哉×エビアンの波乱、そしてグイグイ行く大志。ようやく恋愛タイフーンが巻き起こりそうであるよ。

おっと、その前に、驚きの報告。

ドラマ『カルテット』にうっちーが!


1月17日放送開始の新ドラマ『カルテット』に、テラスハウスメンバーのうっちー(内原達也:代官山の美容師)が登場。
懐かしいお肉事件の主役だ。


高橋一生が演じる家森諭高の働く美容室で働いている役。
場所もうっちーの働いている美容室みたい。
しかも、ドラマ『カルテット』は、一話目から大傑作なので、ぜひ見るといいよ。(米光一成