今季も世界を舞台に戦う川村昌弘 日本でも存在感を示したい(撮影:ALBA)

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<関西オープン 2日目◇20日◇橋本カントリークラブ(7,127ヤード・パー71)>
 国内男子ツアー「関西オープン」の2日目。9位タイから出た川村昌弘が1イーグル・3バーディ・3ボギーの“69”でラウンド。スコアを2つ伸ばし、トータル4アンダー3位タイに浮上した。
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 先週まで欧州・アジア・サンシャインの3ツアー合同競技でアフリカの島国、モーリシャスで行われた「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」に参戦。今年は12位タイでフィニッシュし、月曜日に当地を離れ火曜日の夕方に帰国。「ちょうど丸1日ぐらいかかる」という移動の末、この試合に臨んだ。
 強行スケジュールの中で疲労も溜まっているが、小岸秀行キャディの「ナイスチョイスでコースから5分のところに泊まれている」。移動のストレスもなく、しかも温泉もついていて体を癒やすことができているという。
 また昨日はラウンド後に歴史好きの小岸さんと「昌弘の弘は弘法大師から親がとったみたいなので」と大師の縁の地、高野山へ。「2ラウンドぐらい歩きました(笑)」と日本仏教の聖地を堪能した。
 多くのプロが苦しむこのコースも「僕が育った亀山ゴルフクラブ(三重県)は18番がパー3で、36ホールすべて左右OB。ここはOB杭が見えるけど、ものすごく広い。ネガティブな感じはしない。気持ちよく回れている」という。
 様々な国でゴルフをし、そしてその土地も楽しむ“旅人ゴルファー”川村。「勝つチャンスがあれば勝ちたい気持ちあります。気持ちよくゴルフができたらいいですね」、残り2日間もゴルフと和歌山県を楽しみながら戦いを続ける。
<ゴルフ情報ALBA.Net>