iMacキラーか？性能も、デザインも、妥協はしていない一体型PC「ASUS Zen AiO」が登場
とくにデスクトップタイプのiMacは、ディスプレイとの一体感が際立って美しい。
Windowsパソコンを使っている人の中には、「iMacのように美しい製品が欲しい！」と思っている人も多いだろう。
これまでにもiMacのような一体型のWindowsPCは登場しているが、いかんせん。iMacの美しさとは程遠いものばかりであった。
しかし、Windowsが使いたいからと言って、iMacを購入した後、Windowsをインストールするのは手間だ。その上、もともとがiMacなので、すべてのWindowsのアプリや周辺機器がそのまま動く保証はない。
そうした状況を踏まえてのことだろう。
老舗PCメーカーとしてその名を知られるASUSが、オールインワンPC「ASUS Zen AiO」シリーズの最上位モデルとして「Zen AiO Z240ICGT」を発売した。
Amazonでの価格は、21万0,568円（税込）。
■美しく高性能な一体型PC
最大の特長は、デザイン性に優れているだけでなく、高性能なPCである点だ。
まずデザインだが、１枚のアルミから削り出された美しいスリムなボディだ。カラーはクールゴールドなので、リビングや書斎に置いたときに、インテリアとしてその空間を美しく演出してくれる。
ちなみにスタンド部は、「人」という漢字からインスパイアされたシームレスなデザインとなっている。
CPUはインテル Core i7-6700T プロセッサー、16GBのメインメモリー、さらに128GBの高速SSDを搭載した。動画のように負荷のかかる編集作業でも、軽快に使えるだろう。HDDは大容量の1TB HDDなので、高解像度の動画や写真をたっぷりと保存できる。
右斜め前から見た「Zen AiO Z240ICGT」
グラフィックス性能が高い点も見逃せない。画面は23.8型IPS液晶ディスプレイで、3,840×2,160ドットの解像度（4K解像度）を実現した。800万ピクセルを超える画素密度とNTSC 82%、Adobe RGB 85%、sRGB 100%の幅広い色域により、現実に限りなく近い色を再現し、細部まで鮮やかに映し出してくれる。
また、タッチパネルを搭載しており、スマートフォンのように直観的な操作が可能だ。
グラフィックスのチップには、ゲーム用として使われるNVIDIA GeForce GTX960Mに4GBのビデオメモリーを搭載しており、ストレスのない快適な描画環境を実現した。これなら、高度なエフェクトを適用した動画でも、コマ落ちのないスムーズな再生ができるだろうし、動画編集の書き出しも短時間で済むだろう。
主な特長をまとめると次のとおり。
・美しいデザイン
・圧巻のスピードとパワー
・圧倒的なグラフィックス性能
背面から見た「Zen AiO Z240ICGT」
本製品はデザイン的に優れているだけでなく、映像もスムーズに処理できる高い基本性能を備えている。iMacのように美しく高性能である点で、「iMacキラー」と言っても過言ではない製品だ。
ITライフハック 関口哲司
