鈴木杏、マクドナー作品で少女役「思春期の怒りは懐かしいけどパワーがいる」
アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」に、鈴木杏さんが出演。3月25日に幕を開ける「イニシュマン島のビリー」はアイルランドの孤島を舞台にした物語。少女ヘレン役を鈴木杏さんが、幼馴染みの少年ビリー役を古川雄輝さんが、ヘレンの弟バートリー役を柄本時生さんが演じます。番組では鈴木杏さんが本作の役作りについて、そして今年から始めた素敵な習慣について語ってくれました。
（アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」3月22日放送より）
坂本「今日のゲストは2年半ぶり、マイディアフレンド、女優の鈴木杏さんです。常に舞台に入っている印象で。この前は、私も観に行った蜷川幸雄さんの80周年作品『海辺のカフカ』。何公演やりましたか」
鈴木「2年に渡って、去年（2015年）は世界5ヵ国のワールドツアーと埼玉で演って。私たちは再演チームですけど、初演から100回以上演っています」
坂本「ワールドツアーはどんな感じでしたか」
鈴木「同じ作品で世界を回るっていうのは、井上ひさし先生の『ムサシ』で一回経験してて、今回（『海辺のカフカ』）は村上春樹さんだったんですけど。村上春樹さんという作家が、いかに世界中で愛されてるかというのを感じました。観客の反応とかを見てても、原作を読んでる人が多い」
坂本「原作を知っているかどうかは大きいかもしれませんね」
鈴木「原作のちょっとした皮肉というか、面白だったりとか哲学だったりとかは、もしかしたら日本の人よりも海外の人のほうが身近なのかなって。海外のほうがドッカンドッカン笑いが起こってたりして」
坂本「その後、数日のお休みを経て、『元禄港歌 -千年の恋の森-』という舞台をされていて。そして、すぐまた稽古に入られて、今週末（3月25日）幕を開ける『イニシュマン島のビリー』が始まります。（東京・世田谷パブリックシアター公演は）3月25日から4月10日までなんですけど、前回（この番組に）、古川雄輝さんが来てくださいまして、真面目で、猫がとってもお好きということで」
鈴木「すごく繊細そうで、でもすごく芯がしっかりしているから、だから見ていてとても面白いです」
坂本「視野が広いというか、英語ができるというのもあるし、これから世界に出て行かれる方なんだなあと思ったんですけど。そんなお2人と柄本時生さんとで出演される『イニシュマン島のビリー』。これはアイルランドの戯曲なんですね」
鈴木「設定自体は、1934年頃の、アイルランドの中でもちょっと外れたところにある小さな島の中での話。（隣の島にハリウッドから撮影隊が来るということで）映画の撮影からステップアップして島の外、ハリウッドに出て行きたいという若者と、島の中でいいじゃないかというずっと島の中で暮らしている大人たちが集まって。何か大きなことが起こるっていうわけじゃないんですけど、基本的には演出の森新太郎さんがおっしゃるようにブラックコメディになっている」
坂本「鈴木杏ちゃんが演じるヘレンはどんな役なんですか」
鈴木「まわりからは暴力的、凶暴、ヤバい卵投げのヘレンって呼ばれている。卵屋の卵をどんどん気に食わないと割って壊してしまったり、人にぶつけてしまったり。弟が、柄本時生くん演じるバートリー。古川くん演じるビリーのこともいじめるジャイアンみたいな役。森さんいわく、ジャイアンと雌ライオン」
坂本「そういう役って、演じていてどうでした」
鈴木「17〜18歳の役なので、思春期の怒り、何にぶつけていいかわからない怒りっていうのは自分にも覚えがあるので、懐かしいなと思ったり。ただパワーはいるなと」
坂本「杏ちゃんはこう見えて、意外と思うかもしれないんですけど絵を描いてる。すごく繊細な、内にこもっているんだなっていう……」
鈴木「暗いって言われます（笑）。線を描くと無になる」
坂本「手帳にね、毎日一枚描いてる？」
鈴木「『ほぼ日手帳』を使ってて。今年に入ってから、日記は三日坊主になって続かないし、一日一枚、絵を描いてみようと。いまだに続いている状態です」
坂本「本当にすごいなあと思ってて。まとめて見られる機会があるといいなと思います」
鈴木杏さんが出演する舞台「イニシュマン島のビリー」は、3月25日から4月10日までは東京・世田谷パブリックシアターにて、4月23日・24日は大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて公演されます。詳しい情報は、「イニシュマン島のビリー」ホリプロ オンラインチケットのサイトをhttp://hpot.jp/stage/inishman2016 http://hpot.jp/stage/inishman2016をご覧ください。
アーティスト・坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。3月23日のゲストは、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんと千賀健永さんです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。
【あわせて読みたい】
★ベネッセ原田泳幸氏、新商品は「デジタルが実現した新しい教育価値」（2016／3／22） http://tfm-plus.gsj.mobi/news/OBBPiVgvLN.html
★【江戸に学ぶ婚活術】本気のお見合いは銭湯で!? （2016／3／21） http://tfm-plus.gsj.mobi/news/TIaLY4Rh2w.html
★アナタは大丈夫!? 中高年男性から漏れ出す「加齢臭とは異なるアレ」（2016／3／18） http://tfm-plus.gsj.mobi/news/guc7WoifK7.html
〈番組概要〉
番組名：「坂本美雨のディアフレンズ」
放送エリア：TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時：毎週月〜木曜11：00〜11：30
パーソナリティ：坂本美雨
番組Webサイト： http://www.tfm.co.jp/dear/
（アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」3月22日放送より）
鈴木杏さん（右）と、パーソナリティの坂本美雨
坂本「今日のゲストは2年半ぶり、マイディアフレンド、女優の鈴木杏さんです。常に舞台に入っている印象で。この前は、私も観に行った蜷川幸雄さんの80周年作品『海辺のカフカ』。何公演やりましたか」
鈴木「2年に渡って、去年（2015年）は世界5ヵ国のワールドツアーと埼玉で演って。私たちは再演チームですけど、初演から100回以上演っています」
坂本「ワールドツアーはどんな感じでしたか」
鈴木「同じ作品で世界を回るっていうのは、井上ひさし先生の『ムサシ』で一回経験してて、今回（『海辺のカフカ』）は村上春樹さんだったんですけど。村上春樹さんという作家が、いかに世界中で愛されてるかというのを感じました。観客の反応とかを見てても、原作を読んでる人が多い」
坂本「原作を知っているかどうかは大きいかもしれませんね」
鈴木「原作のちょっとした皮肉というか、面白だったりとか哲学だったりとかは、もしかしたら日本の人よりも海外の人のほうが身近なのかなって。海外のほうがドッカンドッカン笑いが起こってたりして」
坂本「その後、数日のお休みを経て、『元禄港歌 -千年の恋の森-』という舞台をされていて。そして、すぐまた稽古に入られて、今週末（3月25日）幕を開ける『イニシュマン島のビリー』が始まります。（東京・世田谷パブリックシアター公演は）3月25日から4月10日までなんですけど、前回（この番組に）、古川雄輝さんが来てくださいまして、真面目で、猫がとってもお好きということで」
鈴木「すごく繊細そうで、でもすごく芯がしっかりしているから、だから見ていてとても面白いです」
坂本「視野が広いというか、英語ができるというのもあるし、これから世界に出て行かれる方なんだなあと思ったんですけど。そんなお2人と柄本時生さんとで出演される『イニシュマン島のビリー』。これはアイルランドの戯曲なんですね」
鈴木「設定自体は、1934年頃の、アイルランドの中でもちょっと外れたところにある小さな島の中での話。（隣の島にハリウッドから撮影隊が来るということで）映画の撮影からステップアップして島の外、ハリウッドに出て行きたいという若者と、島の中でいいじゃないかというずっと島の中で暮らしている大人たちが集まって。何か大きなことが起こるっていうわけじゃないんですけど、基本的には演出の森新太郎さんがおっしゃるようにブラックコメディになっている」
坂本「鈴木杏ちゃんが演じるヘレンはどんな役なんですか」
鈴木「まわりからは暴力的、凶暴、ヤバい卵投げのヘレンって呼ばれている。卵屋の卵をどんどん気に食わないと割って壊してしまったり、人にぶつけてしまったり。弟が、柄本時生くん演じるバートリー。古川くん演じるビリーのこともいじめるジャイアンみたいな役。森さんいわく、ジャイアンと雌ライオン」
坂本「そういう役って、演じていてどうでした」
鈴木「17〜18歳の役なので、思春期の怒り、何にぶつけていいかわからない怒りっていうのは自分にも覚えがあるので、懐かしいなと思ったり。ただパワーはいるなと」
坂本「杏ちゃんはこう見えて、意外と思うかもしれないんですけど絵を描いてる。すごく繊細な、内にこもっているんだなっていう……」
鈴木「暗いって言われます（笑）。線を描くと無になる」
坂本「手帳にね、毎日一枚描いてる？」
鈴木「『ほぼ日手帳』を使ってて。今年に入ってから、日記は三日坊主になって続かないし、一日一枚、絵を描いてみようと。いまだに続いている状態です」
坂本「本当にすごいなあと思ってて。まとめて見られる機会があるといいなと思います」
鈴木杏さんが出演する舞台「イニシュマン島のビリー」は、3月25日から4月10日までは東京・世田谷パブリックシアターにて、4月23日・24日は大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて公演されます。詳しい情報は、「イニシュマン島のビリー」ホリプロ オンラインチケットのサイトをhttp://hpot.jp/stage/inishman2016 http://hpot.jp/stage/inishman2016をご覧ください。
アーティスト・坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。3月23日のゲストは、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんと千賀健永さんです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。
【あわせて読みたい】
★ベネッセ原田泳幸氏、新商品は「デジタルが実現した新しい教育価値」（2016／3／22） http://tfm-plus.gsj.mobi/news/OBBPiVgvLN.html
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★アナタは大丈夫!? 中高年男性から漏れ出す「加齢臭とは異なるアレ」（2016／3／18） http://tfm-plus.gsj.mobi/news/guc7WoifK7.html
〈番組概要〉
番組名：「坂本美雨のディアフレンズ」
放送エリア：TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時：毎週月〜木曜11：00〜11：30
パーソナリティ：坂本美雨
番組Webサイト： http://www.tfm.co.jp/dear/
