「連続テレビ小説 まれ Part2 」NHK出版

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朝ドラ「まれ」(NHK 月〜土 朝8時〜)7月30日(木)放送。第18週「親心ロールケーキ」第106話より。脚本:篠崎絵里子(崎の大は立) 演出:村橋直樹

希が姑・直美(藤吉久美子)にいびられ続けるなか、弥太郎(中村敦夫)が塗師屋を引退すると宣言、五代目を圭太(山崎賢人/崎の大は立)が継ぐかと思いきや、博之(板尾創路)が継ぐと言いだす。その本心は・・・。

今日の、つっこ「まれ」


“パティシエをいったん休み、”
“うちはおかみになるつもりは・・・”
“希さんにはパティシエって仕事が・・・”
“うちは塗師屋の女将になるつもりで戻ってきたんじゃないんです”
“落ち着いたらまたパティシエに戻る約束なんです”
“気にせんと、お前は落ちついたらパティシエに戻ればいいげさけ”

1話の間に、こんなに何回も、本人含め、いろんなひとが、希はすぐにパティシエに戻ると含めるように語るのですが、え、そんなに早く戻る気だったの? 昨日まであんなに深刻だったのに・・・と頭を抱えてしまいました。
直美の「いっぺん嫁に出したら死んだもんと思ってもらわな困るげよ」とは言い過ぎな気もしますが「そんな中途半端なりょうけんでは結局なんもならんわいね」には大いに頷きます。

今日の、つっこ「まれ」2


俄然張り切る小姑・直美。
彼女のこれまでの不在を「挨拶いってもほとんど口きいてもらえなかった(から性格がわからなかった)」「お父さんに口だすなって言われてた(からいままで何も言えなかった)」などと、さっくりセリフで説明。いくらなんでもそんな〜〜・・・。

以上から、「まれ」に学びたい上手な生き方を発見しました。

その1.あとから、実はこうだった、ああだったと言い訳してまるっと収める。
その2.ことさら大変なことを背負って、苦渋の決断したように振る舞い、皆の同情を引きながら、自分のやりたいことを通してしまう。

う〜〜ん・・・・学びたいですか、こんな生き方。陶子(柊子)ならきっと怒ってくれるに違いないです。

直美の、かわいく振る舞う相手と意地悪する相手があまりにも違うところもおとろしいですが、希の調子の良さともいい勝負。
希と直美、どっちが調子いいか、今後の対決に期待します。

今日の、逆つっこ「まれ」


つっこまれてばかりではいられない希ちゃん。ついに紺谷家の敷居を跨いだ博之に「漆アレルギーは。」とツッコミました。
(木俣冬)

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いまひとつ視聴率が伸びないが、奮闘は讃えたい。NHK朝ドラ「まれ」おさらい(54話までを総括))