中国の経済誌が主催したフォーラムにおいて、中国の大手通信機器メーカーでスマートフォンメーカーでもある華為(ファーウェイ)技術傘下の華為終端(ファーウェイデバイス)の余承東CEOがアップルの「iPhone 6」をこき下ろした。中国メディアの駆動之家が24日付で報じた。(写真は駆動之家の24日付報道の画面キャプチャ)

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 中国の経済誌が主催したフォーラムにおいて、中国の大手通信機器メーカーでスマートフォンメーカーでもある華為(ファーウェイ)技術傘下の華為終端(ファーウェイデバイス)の余承東CEOがアップルの「iPhone 6」をこき下ろした。中国メディアの駆動之家が24日付で報じた。

 記事は、アップルの最新スマートフォン「iPhone 6」について、余承東CEOが「連続待受時間やカメラの性能は、ファーウェイのフラッグシップモデルである『Mate 7』に遠く及ばない」と述べたことを紹介。

 さらに余承東CEOの発言として、「ファーウェイのスマートフォンはローエンドモデルを捨て去り、ミドルエンド、ハイエンドモデルへの進化を遂げようとしている」とし、今後はiPhoneと同じ土俵で戦うと明言。さらに、サムスンはファーウェイの眼中にはなく、アップルだけがライバルと述べたと伝えた。

 また記事は、中国スマートフォンメーカーである小米科技(シャオミ)とファーウェイの激しいシェア争いについて、余承東CEOが「シャオミはスマートフォンを単に低価格で提供しているだけにすぎない。シャオミはファーウェイの競合にはならないし、なれない」と主張したことを伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は駆動之家の24日付報道の画面キャプチャ)