イタリア代表FWパブロ・オスバルドが8日、内転筋の肉離れで離脱することになった。イタリア代表にとっても痛手だが、何より2週間後からインテルにとって大きな問題となる。

オスバルドはここまで4得点とFWマウロ・イカルディやFWロドリゴ・パラシオを上回り、インテルで最も得点を挙げている。そのオスバルドが離脱したことで、解決策はどうなるのだろうか?

パラシオとイカルディは以前からコンビを組んでおり、信頼できる。ただし、パラシオは今季、特にフィジカルの問題により、シーズン序盤戦で苦しんでいるところだ。それでも、オスバルドがいない間、攻撃陣は彼らに託されると考えられる。

しかし、リーグ戦に加えてヨーロッパリーグも戦うインテルだけに、少し代役も必要となるだろう。パラシオとイカルディの筋肉に懸念があり、過剰な負担がリスクにつながるということもある。フェデリコ・ボナッツォーリとゲオルゲ・プスカシュは期待できる若手だが、ハイレベルな舞台ですぐに活躍するほどではないだろう。

だが、ワルテル・マッツァーリ監督にはほかの解決策もある。インテルには1トップの後ろで動ける攻撃的MFたちがいるからだ。オスバルドの負傷により、MFフレディ・グアリンの株が上がるだろう。MFマテオ・コバチッチのポジションを、よりゴール近くに上げることもあり得る。