By mera

2014年7月22日(火)から「Firefox 31」の正式日本語版がダウンロード可能となっています。Firefox 31では新しいタブを開くと画面に検索ボックスが表示され、そこから即検索に移ることができるようになったり、使用しているWindowsPCにてoggファイルとpdfファイルに既定のプログラムが設定されていない場合は、Firefoxがファイルの再生および表示を行ってくれるようになりました。

Firefox のダウンロード - 自由な Web ブラウザ - Mozilla

https://www.mozilla.org/ja/firefox/

Firefox 31 リリースノート

http://www.mozilla.jp/firefox/31.0/releasenotes/

Android ブラウザなら Firefox ? あの人気ブラウザに Android 版が登場

http://www.mozilla.jp/firefox/android/

Android 版 Firefox 31 リリースノート

http://www.mozilla.jp/firefox/android/31.0/releasenotes/

◆デスクトップ版のダウンロード

自動更新機能によってそのうち自動でアップグレードされるのですが、今すぐFirefox 31をダウンロードしたい場合は以下から可能です。

・Windows版

http://download.mozilla.org/?product=firefox-31.0&os=win&lang=ja

・Mac OS X版

http://download.mozilla.org/?product=firefox-31.0&os=osx&lang=ja-JP-mac

・Linux版

http://download.mozilla.org/?product=firefox-31.0&os=linux&lang=ja

◆新しいタブに検索ボックスが追加

新しいタブに追加された検索ボックスはこんな感じ。



◆oggファイルとpdfファイルの表示

使用しているWindowsPCにて、oggファイルとpdfファイルに既定のプログラムが設定されていない場合、Firefoxがファイルの再生および表示を行います。



詳細な変更点は下記リリースノートのとおり。

Firefox 31での変更点

○新機能

・世代別GCが統合されました。

・OdinMonkey: asm.jsで書かれたコードにバックトラック型のアロケータを利用するようになりました。

・mozilla::pkix が標準の証明書検証器となりました。

・Windows:アプリケーションが設定されていない場合、Firefoxがoggファイルの再生およびpdfファイルの表示を行います。

・新しいタブに検索欄がつきました。

OpenType MATH tableの一部分が実装されました。詳細は数学フォント、およびMathML Torture テストに関する文書をご覧ください。

○HTML5

・WebVTTが実装され、利用できるようになりました。(詳細はこちら)

○開発者

・CSS variablesが実装されました。

・navigator.sendBeaconが標準で利用できるようになりました。

・Array.prototype.fill()が利用できるようになりました。(詳細はこちら)

・Object.setPrototypeOf()が利用できるようになりました。

・CSP 1.1のnonce-sourceとhash-sourceが標準で利用できるようになりました。

・onbeforeunloadイベントで生成されたダイアログが、ブラウザの他の部分へのアクセスをブロックしなくなりました。

○修正

・部分的に選択されたリンクテキストを利用したコンテキストメニューからの検索に関する不具合を修正しました。(Bug 985824)

◆既知の問題

○未解決

・Mac OS X:ウィンドウがない場合にCmd-Lを押しても新しいウィンドウが開かれません。(Bug 1008793)

・セッション復元時に、Extended Validation証明書が表示されない場合があります。この問題はセキュリティには影響しません。(Bug 995801)

Firefoxの終了が遅いため、「Firefoxは起動していますが応答しません」と表示される場合があります。(Bug 966469およびBug 985655)

なお、次期バージョンのFirefox 32は2014年9月2日(火)にリリース予定となっています。