日本が韓国に完勝か?世界のリチウムイオン電池市場、日系勢力が侵食中―中国メディア

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米国の自動車用リチウムイオン電池の市場で日本メーカーは売上高全体の77%という圧倒的なシェアを握るまでに成長した。三洋電機のシェアは韓国LG化学の約2倍。過去2年間で日本のリチウムイオン電池メーカーは韓国市場でもシェアを広げており、今後3年間で韓国に完勝し、市場をリードする可能性がある。コモディティー情報の中国・生意社が23日伝えた。
米電気自動車(EV)大手のテスラ・モーターズは先ごろ、日本のパナソニックからリチウムイオン電池20億個を調達する契約を交わした。パナソニックの売上高は70億米ドル(約7300億円)にも上るとみられる。また日産自動車とNECの合弁メーカーである「オートモーティブエナジーサプライ(AESC)」は日産に対するリチウムイオン電池の供給を大幅に増やす。日産のEV「リーフ」は米ミシガン州で工場建設を開始したという。
韓国のリチウムイオン電池メーカーが世界大手であり続けることができるかどうかは、2017年までにEVが電子製品に代わって最大のリチウムイオン電池の需要分野になるかどうかにより、この流れの大きな影響をサムスンが受けるだろう。また米ゼネラル・モーターズ(GM)と韓国の現代自動車からリチウムイオン電池の需要が大幅に増えるとのシグナルが見えないことは、LG化学に大きな影響を与える。
LG化学はGMのプラグインハイブリッド車「VOLTZ(ヴォルツ)」にリチウムイオン電池を提供する可能性があり、現代自は今後間もなく、EVを発売すると表明した。しかしLG電子の受注の可能性は、GMと現代自が米国市場で燃料電池車を商用化する計画により、意義が薄れてしまった。
日本メーカーは世界のリチウムイオン電池市場を握る可能性がある。ただ、日本は材料となるリチウムの抱え込みなどには興味を示していない様子で、この辺りが世界市場を握るかどうかの分かれ目となりそうだ。
(編集翻訳 恩田有紀)