インテルは22日のセリエA第17節で、ミランとのミラノダービーに臨み、1−0で勝利を収めた。終盤のFWロドリゴ・パラシオのヒールキックのシュートが決勝点となり、ホームでのダービーで白星。エリック・トヒル会長は試合後、初のダービーにおけるリーグ戦での初勝利に喜びを表した。

「サポーター、選手たち、監督に感謝したい。素晴らしい雰囲気だった。最古のクリスマスプレゼントだったよ。パラシオのゴールは今年最高のゴールの一つだった。ファンタスティックでハードな試合だったね。ミランはすべてを出した。だが、最後に勝ったのは我々だったんだ」

「この雰囲気を予想していたか? 昨日、下部組織の試合で“練習”していたからね。前半は落ち着いていたが、後半は祈っていたよ」

後半、MFハビエル・サネッティに続いてMFエステバン・カンビアッソもベンチに下がった際には、DF長友佑都がキャプテンマークを巻いている。トヒル会長はこう話した。

「長友のキャプテンマーク? 我々のチームには3人のリーダーがいるんだ。サネッティ、カンビアッソ、そして長友だよ」