イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が、『Rai』のインタビューで、さまざまな人に賛辞を送っている。まずは、ナポリのラファエル・ベニテス監督だ。

「私は頑固なのが好きなんだ。批判を浴びても、4-2-3-1にこだわるのがね。彼が注意深く選手たちとその特長を評価しているということだ。欧州レベルの素晴らしい指揮官だよ。ナポリは素晴らしいサッカーをしてきた」

ミランのクラブ内部の組織変更や、バルバラ・ベルルスコーニ女史とアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役の件については、このように語った。

「若手がチャンスを手にしなければいけない時期がある。むしろ、欠かせないことだと思う。特別な感覚を持っており、ほかの人なら逃すような側面をとらえられるからだ。テクニカルなことも含めてね。それに、バルバラはベルルスコーニ家代表というだけじゃない。彼女はすでに素晴らしいマネジメント能力を示してきた。ガッリアーニの経験を捨てることなく、ね」

ローマの現状については、疑いがないようだ。

「すべてを変えることができた(ルディ・)ガルシア監督は素晴らしい。しかも、外国人監督で、クラブのこととピッチのことを分けることができている。チームを独立させ、集中させているんだ。精神面も技術面もマネジメントができる。本当に素晴らしいよ。ジェルビーニョや(レアンドロ・)カスタンのように、一部の選手の価値も再び信じさせた」

最後に、FWフランチェスコ・トッティがワールドカップに招集する可能性については…。

「落ち着いて回復させてあげよう。プレッシャーをかけてはいけない。それから検討しよう。(アントニオ・)カッサーノ? 良いプレーをしているよね。今から5月までを見ていこう」