ローマMFエリック・ラメラがトッテナムとの契約に近付いている。一方で、代役を探すローマは、フィオレンティーナとコンタクトを取っているところだ。ラメラの代わりはMFアデム・リャイッチとなるかもしれない。フィオレンティーナはミランへの売却を望んでおらず、ローマとの合意に迫っている。

そのフィオレンティーナは、リャイッチの去就の決着を待ちつつ、すでに代役の確保に着手しているようだ。その選手は、RNKスプリトのアンテ・レビッチである。1993年生まれの同選手は、昨年のU-20ワールドカップで大きく脚光を浴びた。

フィオレンティーナのダニエレ・プラデSD(スポーツディレクター)は26日、「我々が関心を持つタイプの選手だ。交渉を始められるようにトライしよう」と話している。だが実際には、フィオレンティーナはすでに450万ユーロ(約5億9000万円)でレビッチを確保しているようだ。

レビッチのことはローマも追っていたが、リャイッチ獲得交渉で、両クラブは同選手の争奪戦をしないことに合意したようである。レビッチはすでにフィレンツェ入りしたとの噂もある。