フィオレンティーナMFアデム・リャイッチは、26日に行われたセリエA第1節カターニア戦で、ベンチメンバーからも外れた。

クラブのダニエレ・プラデSD(スポーツディレクター)は試合前、『スカイ』で同選手について、「テクニカルな選択で、罰ということではまったくない。彼は若く、一定のプレッシャーには耐えられないんだ。我々は一緒にこの決定を下した」と話している。

また、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督も試合後、リャイッチについて、「昨日から決めていた」「私の決断だ。クラブからは何も強いられていない」と話している。

フィオレンティーナはリャイッチを放出した場合、バーゼルの24歳、バレンティン・ストッカーの獲得を再び目指すかもしれない。特長は異なるが、スイス1部ですでに149試合を戦い、欧州でも51試合に出場、代表18キャップの同選手は、クオリティーを高める補強となるだろう。

なお、プラデSDはそのほかの選手について、「(ゴンサロ・)ベルヘッシオには関心を抱いていない。(アンテ・)レビッチは我々の哲学に含まれる。気に入っているし、交渉したい」と語った。