インテルMFヴェスレイ・スナイデルはガラタサライ移籍へと近づいている。だが、寸前というわけではないようだ。

トルコのメディアは、スナイデルの代理人であるセーレン・レアビー氏が次のように話したと報じている。

「昨日(10日)から話し合いが始まって、今日(11日)、クラブの人間が彼に会いに来た。彼の兄も動いており、ガラタサライと話している。決めるのは本人だ。サッカーではあらゆることが可能だが、トルコはとてもアツい場所になっているよね。すべてがうまくいけば、取引がまとまることもあるだろう。明日になれば、もっと分かっているはずだ」

だが、レアビー代理人はこの発言を否定した。11日夜、同代理人はオランダのサイト『voetbalinternational.com』で、このように述べている。

「ガラタサライと契約については話していない。すぐの移籍は不可能だと思う。ほかにコンタクトがあるかどうかは、ヴェスレイとヨランテ(・カバウ夫人)が決めることだ。そのときまで、ヴェスレイは自由に望むことを決めるだろう。最近はトルコからたくさんの連絡が来るが、国番号を見ただけで切っている。インテルとガラタサライの合意? 正直、私は何も知らない。インテルからは何も言われていないんだ。とにかく、短時間では何もないと思うよ」

いずれにしても、交渉は進んでいる。インテルは待っているところだ。ガラタサライのブレント・トゥルンSD(スポーツディレクター)は10日、交渉がうまくいくことをほのめかしていた。インテルのマッシモ・モラッティ会長も先日、取引にゴーサインを出している。