「新たなピルロ」と呼ばれるペスカーラMFマルコ・ヴェッラッティや、シエナでブレイクしたFWマッティア・デストロ。パルマFWセバスティアン・ジョヴィンコも忘れてはいけない。

だが今回、そこにウディネーゼMFマウリシオ・イスラと、マンチェスター・シティDFアレクサンダル・コラロフも加わった。ユヴェントスとインテルはこの夏、共通のターゲットを追い続けている。

イスラ争奪戦はインテルがリードしていた。実際、選手も「自分で選ぶことができるなら、インテルへ行くだろう」と話しており、これで話は決まったかと思われていた。だが実際は、ユヴェントスが登場したのだ。彼らはすでに選手の代理人とも話しており、来週ウディネーゼとも会談する予定である。

同じことはコラロフにも言える。かつてラツィオでプレーした同選手について、ロベルト・マンチーニ監督のデスクには、最初にインテルからのレンタル移籍のオファーが届いた。それから、ユヴェントスだ。

ただ、これらのオファーはともに退けられている。2年前、マンCはコラロフ獲得に1900万ユーロ(約19億円)を支払っており、少なくともその一部を回収したいと望んでいるからである。だが、ユヴェントスとインテルは諦めていない。