6月3日、埼玉スタジアム2002で開幕するサッカーW杯アジア最終予選。今月23日には、静岡スタジアムでアゼルバイジャンとの国際親善試合を行うが、タレント揃いの現日本代表メンバーの中でも特に注目を集める存在が、19歳・宮市亮だろう。

21日深夜、フジテレビ「すぽると!」では「宮市亮 独占インタビュー 真のワンダーボーイへ!!」と題し、ボルトンで活躍する宮市に行ったインタビューの模様を放送した。

ボルトンでの活躍を予測できたかと訊かれ、「正直、予測してなかった出来事ですし、自分自身活躍しているとは思ってない」と答える宮市は、「まあ、本当に毎日が憂鬱というか、自分のプレーが出せないとやっぱり憂鬱な時がありました」とも――。

それでも、ティエリ・アンリがアーセナルに期限付きで復帰を果たすと、「丁度、ケガをした時期に、ティエリ・アンリ選手が(アーセナルに)入ってきたのが、自分にとって大きなことだった。大事なところで、瞬時のスピードでキュッて動いて点を獲る。自分もお手本としている選手なので、あの人たちと練習できて、自分にとって大きなものとなりました」といい、自身の転機になったと明かす。

また、今年1月31日からレンタル移籍先のボルトンで試合経験を積み重ねている現状、FAカップでは衝撃的な初ゴールを奪い、大きな話題になったが、「スピードっていう単純な面でいくと自分は劣ってないかなっていう、むしろ上回っているんじゃないかって感じます」と語す宮市。代表での戦いについても、「トッププレーヤーたちとやってきた自信というのは、日本代表に帰っても、どこの国とやっても自信というものは失われないと思います。自信を持ち続けてプレーしていくことがいい方向に向かっていく」と静かに話した。