提供:週刊実話

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 相変わらず“低空飛行”が続いている今年のNHK大河ドラマ『平清盛』の撮影現場が大変なことになっているという。
 「主役の“松ケン”こと松山ケンイチが完全に孤立しています。当初は、平忠盛役の中井貴一がしきりに松ケンを盛り立てていましたが、視聴率ショックで松ケンはセリフ以外、現場で雑談もしなくなりました。緊張しっぱなしでNGを連発し、撮り直しが多くなって予備日を使っての撮影になり、共演者はあきれています。ムードは最悪です」(芸能関係者)

 そして、そのムードをさらに悪くしているのが檀れい(40)だという。
 「彼女の扱いに、スタッフたちは困り果てています。宝塚出身なので、演技、踊り、歌唱力のすべてにおいて自分が一番だと自負している。だから、松田聖子の演技をみて、『所作や声の出し方がまったくなってない。あれでも練習したの!!』とダメ出しをしているんです」(芸能記者)

 檀が演じているのは、“災いを呼ぶ姫”璋子。夫である鳥羽上皇(三上博史)の祖父・白河法皇(伊東四朗)と禁断の関係を結んでしまう魔性の美女という役どころ。その白河法皇が寵愛する祇園女御役が聖子だ。
 「祇園女御は、白拍子という歌舞の使い手。踊りや生歌のシーンもあるので、当初は、元宝塚の檀が適任との声もあったんです」(番組制作関係者)

 それがフタを開けたら聖子に決まっていた。檀にすれば、“アイドル上がりに白拍子がやれるわけがない”と納得がいかないのだ。
 「2人は会話も交わさなければ、挨拶もしません。聖子も負けじと『なんなのよあの女は』と話しているようです」(前出・芸能記者)

 不穏な関係になっているのは聖子だけではない。
 「三角関係を繰り広げる鳥羽上皇のもう一人の妻・得子役の松雪泰子とも一触即発なんです。松雪のカツラ姿に『全然似合ってない。あなたは現代劇の人』とダメ出し。北条政子役の杏も、こうした檀の態度にビビりまくっているそうです」(テレビ局関係者)

 まさに、八つ当たり状態だ。
 「彼女のイライラの原因は“セックスレス夫婦生活”にあると、もっぱらの噂です。相当“溜まっている”ようです」(前出・芸能記者)

 檀が及川光博と入籍したのは、昨年7月27日。
 「'09年秋に収録が行われたテレビ朝日のドラマ『相棒』スペシャル版('10年元旦放送)で元恋人役で共演して意気投合。約1年の交際を経て電撃結婚したのです。『一度は結婚したい』と、よく言っていた檀は、とてもうれしそうでした」(舞台関係者)

 しかし、2カ月もしないうちに、及川と30代美女とのデート現場が報じられてしまった。
 「及川は、左手薬指の結婚指輪を外して女に会っていたから、檀のプライドはひどく傷ついた。元々、別居結婚からスタートしましたが、その後2人が同居したという話は聞きません」(ワイドショースタッフ)

 プライドは“檀”違い!