週刊文春が発表した2011年の「女が選ぶ嫌いな女ランキング」で、野田内閣の2人の女性大臣がランク入りしたことについて、星島環球網は19日、「女性に嫌われる中国系の蓮舫大臣」とのタイトルで報じた。

 台湾の中国時報は、「蓮舫大臣のような強い性格の女性は日本では好まれず、昨年の同じランキングでも5位にランク入りしていた」と報道。蓮舫大臣は、議員に当選した当初は多くの女性から支持されていて、若い女性からは模範だとさえ言われていたことや、選挙時は民主党の選挙応援における最善の人選とされていたことを紹介した。

 記事では、気勢激しく相手に迫るやり方が注目されている蓮舫大臣だが、これが致命傷になっていると分析。2009年11月に、次世代スパコン開発予算に関する事業仕訳での「世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?」という発言は、蓮舫大臣にずっと付きまとうセリフとなってしまったと紹介した。

 さらに記事では、今年初めてランクインした小宮山厚生労働大臣についても言及。小宮山大臣は入閣してすぐにたばこ税の大幅な増税を主張したため、越権行為との非難を受けていることを紹介した。

 なお、今回の調査は日本全国の1000人の女性を対象に行われた。もっとも嫌いな女性には沢尻エリカさんが選ばれ、2位には和田アキ子さん、3位が柔道選手で参議院議員の谷亮子さん、4位が久本雅美さん、5位がAKB48の前田敦子さんだった。(編集担当:及川源十郎)