フィギュアスケートのグランプリシリーズ第1戦「スケートアメリカ」最終日が先日23日に行われ、18歳の今井遥がグランプリシリーズ自己最高の4位に入った。

女王安藤美姫、浅田真央、村上佳菜子ら実力者が群雄割拠する日本女子スケート界において、次代を背負って立つ逸材として注目されているのがこの今井だ。

スラリと長い手足を優雅に使った抜群の表現力に加え、やや童顔気味のアイドル顔負けのルックスにより、男女問わずファンが急増中。実力的にもルックス的にも、次代のエースに押す声が多い。

今夏に右足甲の疲労骨折をした影響で、今回のグランプリシリーズ第1戦に向けては満足に練習できなかった。逆境をはねのけての4位入賞にも、決して満足する素振りは見せない。愛らしい顔の裏に、アスリートとしての矜持をのぞかせ、次戦ロシア杯での巻き返しを宣言。

スター性抜群の強烈な才能をたたえる18歳は、さらなる高みに向けて加速していく。