18日にヨーロッパリーグ予選プレーオフ・ファーストレグが行われ、ローマは敵地でスロバン・ブラチスラバと対戦し、0−1と敗北を喫した。ルイス・エンリケ監督は試合後、次のようなコメントを残している。

「選手たちの姿勢は気に入ったよ。我々はかなりの時間、試合を支配した。だが、スロバンの方が我々より先にいっていたんだ。彼らはすでに公式戦を戦っているんだよ。サポーターたちが満足できずに帰ることになって、それは私も苦々しく思う。だがサッカーでは、ゴールを決めなければ…」

「もっと強くなるために、仕事を続けていくしかないだろう。(フランチェスコ・)トッティと(マルコ・)ボッリエッロがベンチだったこと? 単純に、この試合により適した選手たちを私は選んだんだ。後悔はしていないよ」

「1−0という結果は危険だ。セカンドレグで勝つと決まっているわけではない。我々にはサポーターたちの支えが必要になるだろうね」

なお、ローマでは同日、アメリカ人実業家トーマス・ディベネデット氏が『ウニクレディト銀行』との契約書にサインし、正式にディベネデット氏がクラブのオーナーとなることが決定している。これにより、ローマは外国人オーナーが所有する初のセリエAのクラブとなった。同氏の会長就任は、次の取締役会を待つこととなる。