チェルシーはエヴァトンに2−0で敗れて今シーズン日程をすべて終了してからわずか2時間後に、カルロ・アンチェロッティ監督(51歳)の解任を発表した。

2009-10シーズンはチームを国内2冠に導いたが、今季は無冠に終わり、特にチャンピオンズリーグを逃したのが大きかったのだろう。ロマン・アブラモヴィッチ・オーナーはこのイタリア人監督の解任を決めた。同オーナーが2003年にクラブを買収してから、7人目となる監督を探すことになる。

「オーナーと理事会は2009年7月に就任したカルロについて、クラブ史上初の2冠に導くなど、その手腕と貢献には感謝している。しかし、今季のパフォーマンスは期待に添うものではなく、クラブは来季の準備のために変化が必要と感じた」とクラブは公式サイトで説明した。


英国のブックメイカーは、ポルトのアンドレ・ビラス・ボアス監督や、元監督のジョゼ・モウリーニョ現レアル・マドリー監督などを次期監督候補としてリストアップしている。

また、アンチェロッティ前監督については、ローマが招聘を目指していると噂されるなど、オファーには困らないようだ。