コリンチャンスに所属するFWロナウドは、南アフリカで行われる2010年ワールドカップ(W杯)出場を目指していた。かつて大会得点王に輝き、ブラジル代表を優勝に導いた経験もある同選手は、代表復帰を渇望していたところだ。

しかし現在、ロナウドは自身が南アフリカに行くチャンスはないと感じている。

記者会見に登場した同選手は、「期待はいつでもしているよ。でも、最近の僕のプレーが、代表招集にふわさしいものじゃないことは分かっている。断念したわけじゃない。もちろん、望んでいることだからね。でも、客観的に自分の状況を分析すると厳しいだろう」と話した。

さらに、「僕が(代表監督の)ドゥンガに招集を執拗に求めているっていう噂はたくさん耳にしたよ。でも、それは絶対に真実じゃない。僕はいつでも監督という役割を尊重してきたし、彼らの選択をリスペクトしてきた。僕がドゥンガにプレッシャーをかけているなんて、あり得ないことだね」と述べ、これまでの報道を否定している。