デーブ・スペクター
 18日、19日の日本初の「IMAX デジタルシアター」オープンに先駆けて、報道関係者などに向けたオープニングセレモニーが神奈川県・川崎で開催され、「トランスフォーマー/リベンジ」のIMAX版が特別に公開された。

 「IMAX デジタルシアター」は“この臨場力、ケタ違い!”をテーマに、映像・音響・空間・作品、これら4つの要素すべてに最高水準のオリジナル技術を採用。高品質 のデジタル・プロジェクション・システムによるクリアで明るい映像や、床から天井、左の壁から右の壁まで大きく広がったスクリーンにより、まるで映画の中 にいるようなリアルな臨場感が観客を包み込む。アメリカでは既に主流となっているが、今回日本初のオープンとなり、多くの話題を呼んでいる。

  セレモニーに登場した、東急レクリエーション代表取締役社長・佐藤仁氏は「川崎には、本劇場の他にもTOHOシネマズ、チネチッタと大型の劇場が3つあり、 関東でも有数の激戦区。お互いが切磋琢磨しながら映画業界を盛り上げていく中で、このような素晴らしい技術を導入できたことがとても嬉しい」と感激のコメ ントを寄せた。IMAX社 CEOのリチャード・ゲルフォンド氏は「IMAX社の開発する技術は、日々進化していて現在世界中で週に2、3館オープンしています。実は、このように発展 することができたきっかけは日本にあり、40年前の大阪万博で初めてIMAXの技術をお披露目したことから始まったんです。ですから、今回このように日本初のデジタルシアターが完成したことをとても喜ばしく思っています」と日本との深いつながりを表すエピソードを披露した。

 また、セレモ ニー来場ゲストとして、お笑い芸人のライセンス、渡辺直美、茂木淳一、デーブ・スペクターが登場。中でもデーブ・スペクターは「川崎のようなゆったりと した土地に大きな劇場が出来ることはとても良いことですね。ここはコンセッションの食べ物がすごく美味しくてそれだけでも満足できると思います。アメリカ 人は食べ物や飲み物を楽しみながら映画を観るので、映画の内容に寛容なんです(笑)。日本でもこの劇場のように大人がもっともっと楽しめる場所が増えると いいですね」と劇場全体を絶賛。映画だけではなく、建物自体、飲食も楽しめるというまさに、体感する映画館と言えるだろう。

 いよいよ 19日の本公開に先駆けて「トランスフォーマー/リベンジ」が上映されると、観客はその未だかつて無い迫力に圧倒。シリアスなストーリーとスタイリッシュ な遊びが散りばめられた作品に、笑いと歓声が思わずこぼれる一面も。IMAXデジタルシアターでは今後も話題作の上映が続々と予定されており、第2弾とし て「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 [IMAX 3D版]の公開が決定している。あなたもぜひ、この最高の技術が駆使された、全く新しい劇場に足を運んでみてほしい。

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IMAX アイマックス:109シネマズ

トランスフォーマー/リベンジ - 作品情報

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