ユベントスのフランス人FWダビッド・トレゼゲが13日、イタリアのラ・スタンパ紙上で、フランス代表レイモン・ドメネク監督の発言を批判した。

 ドメネク監督は9日付のル・パリジャン紙のインタビューで、シドニー五輪予選のフランス対イタリア戦(1999年)の審判が「買収されていた」と発言していた。

 トレゼゲはこの発言に対し、「何と言うことだ。これは恥だ。このような発言をすることは、フランス、ひいてはサッカー全体にダメージを与える」と嘆いた。

 なおドメネク監督は、スロバキアとの親善試合(21日、22日)に向けたA代表およびA'代表35人のメンバーを16日に発表する。今年2月のアルゼンチン戦以来、ドメネク監督から招集を受けていないトレゼゲだが、今回の監督批判が代表復帰の当否に影響を与えないとは言い切れない。