【サムライ通信】″負けられない一戦″へ高原の状態は?
7月18日、日本代表は17時から練習を行なった。昨日の練習試合に出場した控え組の選手たちは、ランニングなどの軽いメニューで終わるはずだったが、結局最後には先発組に合流し、通常の攻守のゲーム形式の戦術メニューを消化した。日本がトレーニングするグラウンドの隣では、昨日夜ハノイに到着したオーストラリア代表が練習中だった。
ベトナム戦では「1回風邪を引いてしまい、コンディションが整わなかった」と語っていた高原。オーストラリア戦までの間にしっかりと作り直したいとも話していた。この日の練習後には、「昨日、今日と良い感じできている。ここからオーストラリア戦に向けてしっかりと、コンディションを作っていく」と答えたが、若干鼻がつまっているような話し方だったのが心配である。
それでも「オーストラリアというか、決勝トーナメントで当たる相手は、どこも厳しい相手。今まで以上にミスも許されない。しっかりと選手たちが集中することが大事」と力強く話してくれた。
ドイツワールドカップでの苦い思い出も当然あるだろうが、「別に」とさらりと答えた。ここからは、負ければ大会が終わる。ノックアウト方式。大会序盤よりも、予選3戦目のほうが、明らかにコンディションが向上しているように思えたオーストラリア。ただ、ハノイは4会場中最も、気温が高く、湿度も高い。そこで3試合戦ったことが、日本にとってのアドバンテージになることを信じたい。
―― text by Noriko TERANO from Vietnam ――
サムライ通信
・試合に出れない控え組の"存在"
・個に依存しない"組織力"が魅力のオシムサッカー
・鈴木啓太が語るベトナム戦の戦い方
・日本代表がボールを廻す"意味合い"
・UAE戦、課題だらけの90分間
・オシム日本、"試合を殺す"方法
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ベトナム戦では「1回風邪を引いてしまい、コンディションが整わなかった」と語っていた高原。オーストラリア戦までの間にしっかりと作り直したいとも話していた。この日の練習後には、「昨日、今日と良い感じできている。ここからオーストラリア戦に向けてしっかりと、コンディションを作っていく」と答えたが、若干鼻がつまっているような話し方だったのが心配である。
ドイツワールドカップでの苦い思い出も当然あるだろうが、「別に」とさらりと答えた。ここからは、負ければ大会が終わる。ノックアウト方式。大会序盤よりも、予選3戦目のほうが、明らかにコンディションが向上しているように思えたオーストラリア。ただ、ハノイは4会場中最も、気温が高く、湿度も高い。そこで3試合戦ったことが、日本にとってのアドバンテージになることを信じたい。
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