VfBシュトゥットガルトからハンブルガーSVへと移籍して以来、この4シーズンの間で様々な経験を味わってきた酒井高徳。入れ替え戦の末での残留、主将として果たした土壇場での残留劇、そしてクラブ史上初となる2部降格。

 今は自身にとって初となるブンデス2部の舞台で、ブンデスリーガ返り咲きを目指し戦っているところだが、地元紙ハンブルガー・モルゲンポストは2020年まで契約を残す28才のサイドバックが、自身の退団をほのめかす発言を行なったと伝えている。

 記事の中で、酒井は「僕自身ではだいぶ前から、日本に戻るということははっきりとしていることです。僕にとってはどこでプレーするとか、どれだけ多くのお金を稼ぐとかが重要ではなく、むしろ家族とできるだけ近いところにいるということがとても大切に思っていることなんです。」とコメント。さらに酒井の妻と2人の娘は、すでにハンブルクから日本へと戻っているという。