18歳神童FWの“低空FK弾”にレアルファン感激 「第二のロナウド」「未来の主人公」
今季新加入のヴィニシウスがUDサラマンカ戦で鮮やかなFK弾をマーク
今夏レアル・マドリードに加入したブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールが、現地時間16日に行われたカスティージャ（Bチーム）のUDサラマンカ戦（3-0）でまたしても魅せた。
これまで華麗なドリブルで持ち前のテクニックを披露してきたが、今度は約20メートルの距離から技ありの低空FK弾を炸裂。目の肥えたレアルファンも「未来の主人公」「背番号7を与えるべき」と太鼓判を押している。
ブラジルの名門フラメンゴに所属していた2017年、16歳にしてレアルと破格の4500万ユーロ（約58億円）で移籍合意した逸材は、18歳となった今年7月にチームへ合流。リーガ・エスパニョーラ開幕戦となった8月19日のヘタフェ戦（2-0）は、ベンチ入りするも出番はなかったが、26日に開催されたセグンダ・ディビシオンB（3部相当）のラス・パルマス?戦にカスティージャの一員として出場すると、股抜きなど持ち前のテクニックを披露。9月2日のアトレチコ・マドリードBとの“ミニダービー”（2-2）でもチームの全2得点を挙げて、格の違いを見せつけていた。
UDサラマンカ戦ではFWクリスト・ゴンサレスが2ゴールを奪い、2-0で迎えた前半40分に見せ場が訪れる。カスティージャはペナルティーアーク左後方でFKを獲得。キッカーを担当したヴィニシウスは、相手選手5人が形成する壁の横に味方が二人立って確保したコースを的確に狙い、シュートはゴール前でバウンドしてスピードアップ。相手GKはニアサイドを意識したため一瞬反応が遅れてしまい、最後は必死に伸ばした手をすり抜け右ポストをかすめてゴールネットを揺らした。
レアル下部組織公式ツイッターが、約20メートルの位置からインステップで放った一撃には綺麗なカーブがかけられ、吸い込まれるようにゴールに向かう様子を収めた動画を公開すると、レアルファンからヴィニシウスに称賛の言葉が次々と送られた。
レアルファンもロナウド二世に認定!? 「彼に背番号7を与えるべきだ」
「レアル史上最高のルーキーかもしれない」
「第二のロナウドがまさに目の前に」
「彼に背番号7を与えるべきだ」
「レアルの未来の主人公」
「もはやトップチームで出場させてくれ！」
「アセンシオを凌駕している」
「この若さでアメージングな落ち着きだ」
まだトップチーム出場がないなかで、昨季までエースとして君臨したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの後継者とする声や、クラブ史上最高のルーキーとそのポテンシャルに期待を抱く声が見受けられた。
連日の活躍でフレン・ロペテギ新監督の心をつかみ、トップチームデビューを果たせるか。18歳の神童FWは早くも次のステップに足をかけようとしている。
（Football ZONE web編集部）
