トルコ伝説の名シェフに扮した長友。その反響は凄まじく、本人もビックリの展開に!? (C)Getty Images

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 快晴のイスタンブールで、ガラタサライの日本代表DF長友佑都が魅せた。
 
 4月30日に自身のインスタグラムとツイッターで動画を掲載。自宅のバルコニーでトルコ式バーベキューを堪能している様子が映し出され、なにやらコミカルな動きを披露した。添えたのは「塩のかけかた男前やろ。Turkish style」という一文。かなり高い位置に手を構え、ちょろちょろと塩を肉に振りかけている。
 
 妙に笑いがこみ上げてくる仕草だが、これはトルコ国内であまりにも有名な“セクシーすぎるシェフ”のパロディーで、同国でステーキハウスのチェーンを展開するヌスレット・ギョクチェ氏のパフォーマンスを真似たもの。氏はエキセントリックなキャラクターと男の色気たっぷりな風貌で、人気を博しているオーナーシェフだ。

 
 この1年近くで独特すぎる「塩ふり動画」が世界中に拡散し、国内外の著名人が店を訪れている。サッカー界からはディエゴ・マラドーナ、デイビッド・ベッカム、チェルシー・オーナーのロマン・アブラモビッチといった面々が今年に入って美技を堪能。シェフ本人も欧米の大手メディアに露出するなど、いまだちょっとした社会現象になっている。
 
 日本でも知るひとぞ知るセレブだが、やはり長友のSNSの投稿欄にはトルコ語のメッセージが殺到! 「ヌスレットは日本でも有名なのか?」「そっくりじゃないか!」「最高に笑えるモノマネだ」など大ウケで、おそらく撮影者であろう妻の平愛梨さんも「ハイッ、男前です」と書き込んでいる。ツイッターとインスタグラムの合計再生回数が150万回を超えようかという大盛況なのだ。
 
 前日の大一番、ベジクタシュ戦でガラタサライは2-1の快勝を収めた。長友は鮮やかな先制アシストで首位堅持に貢献し、ホームスタジアムで賛辞の嵐を浴びた。ことあるごとにガラタサライとイスタンブールの素晴らしさを説き、地元サポーターのハートをがっちり掴んできたサムライ。今回のツボすぎるパロディーで、さらにファンの支持を厚くしたことだろう。