馬英九総統、防災対策「日本に学ぶべき」  台湾南部地震受け

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(台北 11日 中央社)馬英九総統は11日、南部で6日未明に起きた地震の中央災害対策センターで、台湾防災対策について「日本に学ぶべきことは少なくない」と語り、災害を減らす取り組みの重要性を強調した。

台南市政府によると、今回の地震では11日午後5時25分現在までに62人の死亡が確認されている。地震により倒壊した同市内のマンションには、依然として60人以上が取り残されているとみられており、懸命の救助活動が行われている。

馬総統は、10日に倒壊現場で抱き合った状態で発見された2人の犠牲者について「心を痛めている」と語ったほか、救助活動を続ける人々に感謝を述べた。

(劉世怡/編集:杉野浩司)