「働きたい」ママ急増中!裏には夫の給料カットなど切実な理由…。

写真拡大

最近、働く主婦が増えてきたと感じませんか? まだまだ子どもに手がかかる世代でも、家事や育児に都合をつけながらの「働くママ」は増加傾向にあります。また、今は働いていなくても、大多数の人が「いずれは働きたい」と希望しているようです。主婦150人に「ママたちのお仕事事情」を聞いてみました。

元の記事を見る

最近、働く主婦が増えてきたと感じませんか? まだまだ子どもに手がかかる世代でも、家事や育児に都合をつけながらの「働くママ」は増加傾向にあります。また、今は働いていなくても、大多数の人が「いずれは働きたい」と希望しているようです。20代後半〜40代前半の主婦150人に「ママたちのお仕事事情」を聞いてみました。

­

【質問1】

今お仕事していますか?

­

【回答】

今働いてます 34%

求職中です  17%

希望はあるけど探してません 13%

いずれ働きたいけど当面ないです 29%

働く予定はいっさいなし 7%

­

「働く予定はいっさいなし」の人はわずか7%で、なんと9割以上の人が仕事に意欲的であるという結果に。ひと昔前なら「ブランクがあるから」「子どもがいるから」と働くことに躊躇する人が多くいましたが、学童保育や延長保育の充実もあり、機会があれば働きたいと考えている主婦が大多数なのです。

­

【質問2】

お仕事にいつ復帰しましたか?(今働いている34%の主婦に質問)

­

【回答】

子どもが未就園児のとき 22%

子どもが幼稚園のとき 39%

子どもが小学校のとき 35%

子どもが中学校のとき 4%

­

最近の傾向としては、コストのかかる保育園を避け、子どもが幼稚園や学校に上がるのを待って働く人が増えているよう。その裏には、長引く不況で夫たちの残業や休日出勤が減り、パパに育児を手伝ってもらえるようになった、という事情も。また、高い保育料を払って預けるよりは、時間の範囲内で賢く働きたいという主婦ならではの合理性も感じとることができます。

­

【質問3】

1カ月の収入は?(今働いている34%の主婦に質問)

­

【回答】

〜2万円 10%

〜4万円 32%

〜6万円 14%

〜8万円 24%

〜10万円 5%

〜16万円 5%

〜20万円 10%

平均70,347円

­

総務省が発表した「2012年家計調査報告書」では、夫の収入が横ばいな一方、妻の収入は平均4000円もアップ。働く主婦が家計を支えている実情が明らかになりました。アンケートでも、働いている主婦の平均月収は7万円を超える結果に。

いまや主婦も家庭内の立派な戦力。不況や倒産で夫の収入が不安定な分を、女性たちがしっかりフォローしている風景が浮かんできます。

­

写真 © studiopure - Fotolia.com

※出典:雑誌『Como』(主婦の友社)/「『子育て真っ最中!』ママたちのお仕事復帰STORY」より