東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科・人体病理学分野の江石義信教授の研究グループは、独自に開発したアクネ菌菌体成分に対する抗体を用いて病変部組織を解析し、日本およびドイツのサルコイドーシス患者の約8割前後で、病変部肉芽腫内にアクネ菌が局在していることを病理組織学的に証明したと発表した。同成果は、アメリカ・カナダの病理学会機関雑誌である国際科学雑誌「Modern Pathology」オンライン版で掲載された。日本