地球へと落下する天体が、落下前に宇宙空間で「小惑星」として観測されることはほとんどありません。しかし観測技術の向上などを理由として、落下前に観測される小惑星の事例が報告される頻度は段々と多くなっています。2024年10月22日(※1)、小惑星「2024 UQ」(暫定名A11dc6D)が地球に落下しました。落下前に観測された小惑星は観測史上10例目となります(※2)。残念ながら今回は様々な悪条件が重なり、落下を目撃した人はい