石破茂首相(自民党総裁)は、派閥の裏金事件で処分を受けた議員らについて、次期衆院選で原則公認する方針を固めた。都道府県連の申請を受けて公認していく考えで、比例重複も認める。首相は6日にも、事件の中心だった安倍派幹部らから状況を聞くことを検討している。【写真】早期解散へ自説を曲げた石破氏、豹変の舞台裏権力掌握は道半ば首相は9日に衆院を解散し、15日公示、27日投開票の日程で総選挙を行う意向を表明済み