富山市の工場で製造されている新型インフルエンザ薬「アビガン」について、富士フイルム富山化学は24日、マダニが媒介する感染症の治療にも使えるようになる承認を取得したと発表しました。この感染症に対する世界初の治療薬が登場することになります。マダニに噛まれることで感染するSFTS=「重症熱性血小板減少症候群」は、2011年にウィルスが特定された新しい感染症で、感染すると発熱や吐き気、頭痛、下痢などの症状がでます。