セレブが集まる東京都港区が公立中学校の海外への修学旅行費用を公金から負担することが波紋を広げている。異文化を体験することを通じて国際人を育成するのが狙いで、国内実施時との差額分は港区が負担するものだ。単純計算で区負担は1人あたり約67万円に上るという。将来を担う子供たちへの“投資”と見れば安いのか、それとも高いのか―。 経済アナリストの佐藤健太氏は「港区の一件を見ても、様々な“格差”が子供の