連載「斎藤佑樹、野球の旅〜ハンカチ王子の告白」第17回2006年、夏の甲子園。決勝は夏3連覇を懸けた駒大苫小牧と夏の初優勝を目指す早実の対戦となった。1回表、駒大苫小牧の攻撃はツーアウト2塁で、4番の本間篤史。早実の斎藤佑樹は初球、2球目と続けてアウトコースへスライダーを投げた。早実・斎藤佑樹の好投もあり駒大苫小牧との決勝戦は引き分け再試合となった打球が上がった瞬間「まずい」あの時、僕がスライダーを