何歳になっても幸せに暮らすためには何が必要か。ことし86歳を迎えた音楽評論家の湯川れい子さんは「仕事もなくパートナーもいない、そんな一人の時間をいかに生きるかが重要な時代になった。何度も死を近くに感じながら生きてきた86年間で、私を幸福へと導いてくれた法則が5つある」という――。※本稿は、湯川れい子『時代のカナリア』(集英社)の一部を再編集したものです。■終戦を迎えた9歳のころ、自害の方法を教わった2022