日米貿易協定が19日の衆議院本会議で可決されました。十分な審議時間もなく、かつ野党が求めた基本的な資料すら提出がないまま採決されたことに強く懸念しています。様々な問題が指摘されていますが、私が特に疑問に思っているのは、(1)自動車・自動車部品関税は本当に撤廃されるのか、(2)米国通商拡大法に基づく追加関税や数量規制が行われることはないのか、という2点で、いずれも本協定の根幹に関わることです。第1点