猛禽類の「タカ」と言えば、日本ではまず「オオタカ(大鷹)」のことを指す。北米からユーラシア大陸まで幅広く生息し、日本では南西諸島を除くほぼ全域で見られるとされている。かつては国内での生息数が激減。絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト「環境省レッドリスト」でも「絶滅危惧種」になっていたが、「希少野生動植物」に指定されてからは個体数が回復したとされ、現在では「準絶滅危惧種」だ。獲物が豊富な里山や山岳