マンチェスター・Cが日産自動車と5年間のパートナー契約を締結

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 17日、マンチェスター・Cなどを持つシティ・フットボール・グループ(CFG)は、日産自動車株式会社とグローバルパートナー契約を結んだことを発表した。契約期間は5年間。

 CFGは、マンチェスター・Cのほかに、横浜F・マリノス、ニューヨーク・シティFC、メルボルン・シティFCなどを傘下に持つ。今回の契約により、日産がCFGの公式スポンサーとなったことで、今後は世界各国のCFG傘下クラブのファン・サポーターを対象とした交流機会を提供するといった展開を考案しているという。

 契約締結にあたり、日産のカルロス・ゴーン社長は以下のようにコメントを発表した。

「日産が横浜F・マリノスの歴史に関わってきたことを、非常に誇りに思っています。今、CFGと彼らの素晴らしいグローバルサッカーチームのネットワークの一員になる特権を与えられました。この革新的なパートナーシップは、日産のブランドをグローバルに拡大するための重要なプラットフォームである『サッカーの試合』への投資を促進するものです」

「日産は、世界で最も売れている電気自動車を、世界で最も速い勢いで成長しているサッカーチームに提供いたします。これは、革新と革新を一対にして、世界中のお客様に日産とサッカーの両方の興奮とワクワクをお届けするものです」

 一方、CFGのカルドゥーン・アル・ムバラク会長は、以下のように述べている。

「私たちCFGにとって、初のグループ全体に渡るグローバルパートナーとなる日産と共にに活動していくことを、非常に嬉しく思います。日産は、革新と持続可能性においてリーダーとなっています。これは、私たちの組織の中心価値そのものです」

横浜F・マリノスへ投資し、支援することで、日産とCFGは更なる成長と発展を望む共通の情熱と野心を共有します。今回の新たなパートナーシップによって、日本と世界各地で、サッカーを通して非常にエキサイティングな両社の協力機会が生まれるでしょう」

 日産は、すでにチャンピオンズリーグや、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックなどと公式スポンサー契約を締結しているが、今回CFGと手を結んだことで、世界中のスポーツへの貢献活動のさらなる拡大を目指しているという。