難コースに耐えて8位タイ!マスターズまでは残り2戦(Photo by Sam GreenwoodGetty Images)

写真拡大

<アーノルド・パーマー招待 最終日◇23日◇ベイヒルクラブ&ロッジ(7,419ヤード・パー72)>
 米国男子ツアー「アーノルド・パーマー招待」の最終日。トータル7アンダー8位タイから更なる上位浮上を狙った石川遼だったがこの日は5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの“71”で回りトータル8アンダーの8位タイで4日間を終えた。
【おさらい】石川遼、マスターズ出場権確保の条件は?
 「風が吹いていて難しいコンディションだった」と振り返る石川は1番でボギーが先行するも、4番、6番と2つのパー5でバーディを奪ってハーフターン。後半12番パー5ではダブルボギーを叩いたが、直後の13番でバーディを奪うと、16番3打目はグリーン手前の池にボールがかかる位置から、右足を水の中に入れながらピンに寄せてバーディ。17番ボギー直後の最終18番もセカンドをベタピンにつけてバーディフィニッシュとした。
 崩れそうになりながらも執念でつかみ取った今季3度目のトップ10フィニッシュは上々の結果だ。だが、一方で今大会で2位か3位が条件だったマスターズ出場のために必要な次週終了時の世界ランキング50位以内は不可能となり、オーガスタへの道は残り2試合での優勝しかなくなった。
 それでも、初日2位発進などこの4日間のプレーは今後のさらなる躍進を期待させるには十分なもの。「良いプレーができているので来週も頑張りたい」残り2試合でのツアー初優勝も決して夢物語ではない。
【最終結果】
優勝:マット・エブリー(-13)
2位:キーガン・ブラッドリー(-12)
3位:アダム・スコット(-11)
4位:ジェイソン・コクラック(-10)
5位T:ヘンリック・ステンソン(-9)
5位T:エリック・コンプトン(-9)
5位T:フランチェスコ・モリナリ(-9)
8位T:石川遼(-8)
8位T:ブラント・スネデカー(-8)
<ゴルフ情報ALBA.Net>