2位に2打差をつけて首位をキープした藤田幸希(撮影:上山敬太)

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<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 2日目◇10日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,669ヤード・パー72)>
 茨城県にある茨城ゴルフ倶楽部西コースを舞台に開催中の「ワールドレディスサロンパスカップ」の2日目。初日首位タイに立った藤田幸希は2日目も5バーディ・2ボギーと3つスコアを伸ばし、トータル7アンダー単独首位で予選の2日間を終えた。
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 12時ちょうど10番ホールからのスタートとなった藤田は序盤からバーディを奪い着実にスコアを伸ばしいく。前半の終盤2つのボギーを叩いてしまうが、後半にしっかり2つのバーディを奪いホールアウト。多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、2日間続けて60台をマークし単独首位に躍り出た。
 今大会初日、プロアマ大会の前夜祭で受けた佐伯三貴のアドバイスによってパッティングが良くなったと話した藤田。2日目も引き続き“佐伯効果”によってパッティングは好調で、6番で8メートル、17番では5メートルと難しい距離のバーディパットを沈めてみせた。また佐伯が重要視している2メートルのパットになると、「2メートルになると佐伯さんの声が聞こえてくるんです。佐伯さんなら絶対入れてくるだろうなって集中できました」と“佐伯効果”による不思議な現象も起きていたことを明かした。
 “佐伯効果”で今大会首位を快走する藤田だが、3日目のラウンドは2位タイにつける佐伯と同組でのラウンドになる。ちなみに前日のことになるが、記者会見に出席した佐伯は、藤田など多くの選手が佐伯のアドバイスやプレーを参考にしているという話を聞いて「みんな私に包んでほしいですよね(笑)」と冗談交じりに話していた。そのことについて記者から教えられると、「(お礼をするのは)当然ですよ。明日はそのことを相談しながら回りたいですね」と笑顔で話した。

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