レッドブル、″優美な屍骸″形式のアートプロジェクト始動

写真拡大

 「Red Bull(レッドブル)」が、アートで世界をつなげるプロジェクト「Red Bull Collective Art(レッドブル・コレクティブ・アート)」を世界85カ国でスタートした。ウェブサイトをプラットフォームに、共同制作手法のひとつ「優美な屍骸(しがい)」形式でゲストアーティスト17組と一般の参加者が一つのアートを完成させる。3月23日まで参加者を受付中。

レッドブルの新アート企画の画像を拡大

 「Red Bull Collective Art」は、1925年頃に発案された「優美な屍骸」を現在のデジタル時代へ甦らせるプロジェクト。参加者たちは、順に一定のルールに沿って一つのアートを生み出す「優美な屍骸」の手法に従い、リレー形式で前のタイムスロットで描かれた作品とつながりをもった新しい作品を制作していく。最終的に一つになった作品は、世界中のギャラリーで展示予定。Adobeによるサポートのもと、アートを通じて世界中のクリエイティブな人たちがつながる場を提供する。なお3月11日には、一般参加可能のレセプションパーティーを代官山「M Event space & Bar」で開催予定。

 「Red Bull Collective Art」のスタート作品を提供するゲストアーティストには、日本から2組が参加。日本の伝統絵画を現代に転生させる独自の絵画表現「ネオ日本画」を展開する天明屋尚(てんみょうや ひさし)、「mercibeaucoup,(メルシーボークー、)」のプロモーション映像やNHK向けのアニメーション、ミュージックビデオ、インスタレーションなどを手がけるクリエイティブ集団「TYMOTE(ティモテ)」の作品からクリエイティブな創造をつなげていく。

■特設サイト
 http://www.redbullcollectiveart.com/

■Red Bull Collective Art Reception Party
 日時:2013年3月11日(月)
 会場:M Event space & Bar
    東京都渋谷区恵比寿西1-33-18 コート代官山B1F
 入場: 無料
 URL:http://www.m-event-bar.com